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Channel: '☆:*:.薔薇と天使のお庭造り'☆*:.
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バラの育種に挑戦! ~秋の選抜が終わった育種苗のその後~

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イメージ 1
ミニチュア系の“ドリームラバー”(左) に、耐病性・耐暑性が強い四季咲き性品種を交配♪
育種して秋の選抜に残ったのが試作苗(右)ですv(*^0^*)v



おはようございます♪♪♪



もう11月も末になり、

関東以南ではゆっくりと秋バラが終わりを迎えかけている時期と思います^^

我が家は開花期が早く、10月が見頃になってしまったため、

今は遅咲き性のバラがちらほら咲いています。


本当は我が家のお庭を公開しちゃいます♪でご紹介したかったんですが、

今秋の台風ダブル直撃や冷涼の被害で、お見せできる状態ではなくなってしまいました(涙)

来年はもう少し夏剪定の時期を遅らせたり、より浅めに切るなど対応してみたいと思います☆彡


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バラの育種に挑戦! ~秋の選抜が終わった育種苗のその後~

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さてさて♪

バラの育種に挑戦! ~2018年 秋の選抜コレクション~

で、当選組と落選組に分けられた今年のオリジナル品種たちですが、

『その後はどうなるのか?』って、ちょっと興味ないですか?


じつは私自身、バラの育種・選抜の作業はすべてがはじめての事なので、

これからどうなるかなんて言うのもおこがましいですが(笑)

たぶん、「育種・選抜後はこうしなさい!」という決まりはないと思います☆彡
(いろいろ工夫はありますが、最終的に求めていたバラができればそれでいいかと・・・)


ということで!

今年度分の育種苗はこのようにしましたv(*^o^*)v




イメージ 2
まず『当選した育種苗』です♪
本来は挿し木にしたり、台木に接ぎ木して、個体数を増やしながら選抜を続けていくのですが、
(数が多い方が統計学的にもその品種のデータが取りやすいですしね)
第一次と第二次で半日陰のチェックをしたので、どうしても生育が遅いんですよ~
(正確には日当たりのよい場所が我が家にはないだけです^^; いまだに4号鉢の苗もあります!)
それにスペースが限られているので、おいそれと増やすことができません(涙)
(できればこの冬に何本か接ぎ木したいんですけどねぇ)
ということで、選抜に受かったバラは順次、鉢増しして来年を迎えます
来年はしっかり成長してもらうためにもう少し日当たりのよい場所に移しますが、
そこは日当たりよりも暑さにキビシイ場所なので、耐暑性の選抜場にもなりますっ(暑)
これに合格したら、いよいよ接ぎ木する予定ですv(*^0^*)v


イメージ 3
そして!!!
今回の選抜で見事合格した育種苗たちには、なんと「固有コード」がっ♪♪♪
これは育種を続けるにあたって、仮の品種名になります^^
さらに選抜を続けて、最後まで勝ち残ったバラに正式な名前をつけます☆彡
(前回の発表会では11品種でしたが、今日数えたら14品種ありました^^A)


イメージ 4
そしてそしてっ!
残念ながら『落選した育種苗』たちですが、多くはこの時点でお別れとなります・・・
今までの選抜では、特に香りと耐病性、耐陰性をチェックしてきたので、
そのうちのなんらかの項目が評価が悪くて落選したことになります。
ですが、私の育種目標に、
『狭い日本の庭事情でも葉を落とすことなくよく咲くバラをつくる』
というのがあるんです☆彡
これをクリアすることはすごく大変なことなんですが、
「今よりもよりコンパクトな株で、半日陰でも元気に咲くバラ」って、
これからの日本の住宅環境を思うと、けっこう大事なポイントになると考えてます(^^♪


イメージ 5
そうすると、
『香りや花の美しさでは評価されなかったけど、木としてはすばらしい』
というバラが埋もれてるかもしれないワケですv^^v
そんな『裏方として優秀なバラ』を探し出すために、
『落選した育種苗』を北側の…それも朝日がちょこっとしか当たらない場所に植え付けました♪
もちろん、無農薬・無肥料です!!!
こんな場所で健全に育つバラがあるとは思えませんが(笑)
今から全滅必至と思ってるので、妥協なく選抜していきます☆彡


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遊歩道側から見た様子です♪
道行く方たちからも評価してもらえたら嬉しいですv(*^0^*)v


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一方、こちらは今年に交配した株です!
春の一番花で交配するので、花はまったく楽しむことはできません^^;
さらによい環境で管理できないので、結実しても腐ってしまったり、吹っ飛んだりすることも・・・
でも、11月にこれだけ大きく色づけばいよいよ収穫時です☆彡


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実を採ったらさっそく採種です♪
親にしている品種にもよりますが、うまく結実していればよい種がいっぱい詰まってますv^^v


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バラの種は大小や形がいろいろです^^
ゴマ粒くらいだと発芽しないことがあるので、なるべく大きい種を残すようにします♪


イメージ 10
種には毛羽がついていると、それが発芽抑制になってしまうので、
茶こしなどで水洗いしながら擦り合わせて毛羽を取っていきます☆彡


イメージ 11
ひと晩くらい水を入れたコップに種を入れます。
プカプカ浮いている種は中身がない可能性があるので捨てます^^;
コップに沈んでいる種だけを不織布などで包み、水で湿らせてギュってしぼり、
ジップロックなどでしっかり密閉させて冷蔵庫に1、2ヶ月入れて休眠させ、
それから種まきするって感じです(^^♪



ということで!
 
秋の育種・選抜が終わった苗のその後について書いてみました☆彡
 
 
ただ趣味でやるならこれで充分すぎるのですが、

私としては将来、世に出せるバラを作っていきたいと思っているので、

今後も育種と選抜を繰り返すことになります。

その分、毎年ごとに土地が必要になるワケで、

今は、今後の土地確保をどうするか考えながら続ける感じです(汗)



ではでは!!!
 
今日はこれくらいで。。。
 
老後はこれだけやっていたい(笑)
 
また次回、お逢いしましょう~\(*^0^*)/

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