Quantcast
Channel: '☆:*:.薔薇と天使のお庭造り'☆*:.
Viewing all articles
Browse latest Browse all 216

薬剤「フルピカ」 ~ローテーション散布で病気からバラをしっかり守りたい方へ~

$
0
0
おはようございます♪♪♪
 
 
7月に入って、ずっと雨が降り続いていましたが、

最近は35℃超えが続いています(汗)


急激な気温上昇でバラも人間と一緒でバテ気味に・・・


特に鉢栽培の場合、水切れを何度も起こしていると、突然枯れてしまうこともあるので、

この時期は特に気を付けたいですね^^;


それと、夏は病気では黒点病、害虫ではハダニに要注意ですっ!


どちらもせっかく今まで大切に育てたバラの葉をすべて落してしまう病害虫なので、

ハダニの被害を見かけたら、先月に書いた「バロック」「ダニ太郎」 「コロマイト」を集中的に散布☆彡

黒点病でしたら「サルバトーレ」「ベンレート」がよく効くので、ローテーションで散布するといいですね♪♪♪


さてさて。

今までだいぶ薬剤についてブログで書いてきましたが、

最近よく聞かれるのが「薬剤のローテーションはどうしたらいいのか?」ということ。


バラの本などでは「同じ薬剤を続けて使わないように」ってよく書いてありますが、

私的には「同じ薬剤は使わない」のはもちろんですが、

「同じ系統の薬剤も使わない」ことも大切なポイントでしょう☆彡


「どうやって薬剤をローテーション散布すればいいの?」


「どの薬剤がどの系統なの?」


というのが、一番の知りたいテーマのようです。


これをこのブログでわかりやすく記事にするのが私の目標なのですが、

文章だけではどうにもお伝えしきれないので、

今はひとつひとつの薬剤の特徴をご紹介しながら、

いつかはこのテーマを記事にしたいと思っているので、

長い目で待って頂けたら嬉しいです<(_ _)>
 

:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。☆。.:*:・'゜。.:*:・'゜'・゜'・:*:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。☆。.:*:・'゜。.:*:・'゜'・゜'・:*:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。

薬剤「フルピカ」 ~ローテーション散布で病気からバラをしっかり守りたい方へ~

:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。☆。.:*:・'゜。.:*:・'゜'・゜'・:*:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。☆。.:*:・'゜。.:*:・'゜'・゜'・:*:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。
 
   
イメージ 1
「フルピカフロアブル 250ml。黒点病、うどんこ病、灰色カビ病によく効く治療剤☆彡
高値ながら少量で高い効果が期待できるます♪♪♪
水に溶かしやすいフロアブルタイプ^^
農協やホームセンターの農業資材売り場で販売されています☆彡



今回は、「フルピカ」のご紹介です♪♪♪


今までこのブログでご紹介してきた治療剤は主に2系統。


「ベンレート」「トップジン」のようなベンゾイミダゾール系


どちらの系統も病気の治療剤という意味では同じなんですが、

治療の効かせ方(作用点)が違うので、異なる系統の薬剤という事になります☆彡


'''バラの家 バラ塾'''でてんちょがわかりやすくたとえていたのが『飲み物』

「サルバトーレはコーラ。サプロールはペプシ。(EBI系を炭酸飲料でたとえると)

ベンレートはオレンジジュース。トップジンはリンゴジュース。
ベンゾイミダゾール系を果汁飲料でたとえると)」


同じ飲み物でも、全然種類(系統)が違いますよね^^


バラの病気は同じ系統を続けて使うと病菌に耐性がついてしまうので

異なる系統をローテーション散布して、病菌に耐性がつかないしながら治療するのがポイントになります☆彡


ただ、この2つの系統だけでローテーション散布しようとすると、

何種類もの薬剤をそろえておく必要があります。
(それぞれの薬剤には年間使用回数あるので...)


また、2系統だけでも耐性がついてしまう場合があって、

そうすると、いくら散布しても治療できないこともあります^^;

そういう時は、今まで使っていない系統の治療剤を用意しておくと効果的です♪♪♪





「フルピカ」は、メパニピリムが主成分のアニリノピリミジン系という、

今までブログで取り上げた治療剤とは異なる作用点をもつ新しい系統の薬剤です^^


フルピカはバラの黒点病とうどんこ病、そして灰色カビ病に治療の効果があります♪
 
防としての効果はそれほど高くないので、治療剤として使うといいですね^^


治療剤としてはかなり優秀な性質で、

浸透性が高く、また残効性もあるので効果が長く持続してくれますv^ ^v

さらに耐雨性があるので、雨があった時も葉についた成分が流れにくいですww


ルフルピカの希釈倍率は2000~3000倍になります♪♪♪
 
つまり、1リットルの薬液をつくる場合は、0.33(スポイトで約8滴)~0.5mlでOK☆彡
 
 
希釈倍率が高い薬剤なので、他の薬剤と比べると高温期の薬害が出にくいですし、
 
散布後の葉や花の汚れも少ないのが嬉しいですねv(*^-^*)v
 
 
値段は高めですが、ローテーションの一角としてもっているととても重宝するので、

しっかり薬剤散布してバラを元気に育てたい方や、

病気に弱い品種を多く育てている方、

たくさんのバラを育てている方にはぜひおすすめな薬剤ですww



ではでは!!!

今日はこれくらいで。。。

フルピカ・・・少量パッケージで安く販売してくれると助かるんだけどな~
 
また次回、お逢いしましょう~\(*^o^*)/

Viewing all articles
Browse latest Browse all 216

Trending Articles