おはようございます♪♪♪
いよいよ秋バラを思い切り楽しめる10月になりましたね~(^^♪
梅雨が終わってからは連日と猛烈な暑さが続き、
残暑が訪れる頃になったら急に気温がグッと下がって秋みたいに涼しくなり、
このままいくのかと思えば、台風やら爆弾低気圧。
そして、10月は日中は30℃近くなり、夜温は20℃以下と気温差激しく・・・
なんだか日本の気候はいつからこんなに狂ってしまったのかと思うほど、
人間もバラも自然の変化に振り回されたような気がします^^;
そして、ここまで元気にバラを育てられた方もいれば、
残念ながら今年は病害虫や猛暑などでバラの体調を崩してしまった方もいらっしゃると思いますが、
どちらにしても、この時期にお手入れしておくことで、
よりよい秋のバラを楽しめたり、来年に備えて準備をすることができると思います☆彡
今回のバラの家 バラ塾では、昨年の同月に行われた
10月のバラのお手入れについて に基本的な事はまとめてあるので、
まずはそちらを参考に(^^♪
さらに、もっといろんな事を知りたい方は、
この記事でさらに深く掘り下げてレポートしていきたいと思いますv(*^o^*)v
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10月「もっと♪バラの家 バラ塾」 ~10月のバラのお手入れ~
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師匠:「夏剪定のおさらいですが、バラの先生によっては「今年は天気が悪いから早めに剪定した方がいい」という方もいますが、早くても例年より1週間前までに留めておいた方がいいですね☆彡天気が悪いからってあんまり早く剪定してしまうと、あんまりいい花が咲かないんですね^^;剪定時期が寒くても、秋になったら気温が戻ったりしますので(苦笑)この花も綺麗ですが、本来の秋の最も美しい花にはまだ及びません(*^_^*)アイスバーグやF&Gローズは最低気温が12~13℃の時に剪定しても花芽をつけるので、これらのバラを10月末くらいに剪定をすると、クリスマスの時期に咲いてくれたりしますv^ ^v開花のポイントは、家の南側の壁際に置くと西風や北風に当たらないですし、日射量も多く、壁に熱がこもって温度も上がりやすいのでより咲きやすいですねwwバラの先生が「いつ剪定したらいい」って言っていたから剪定するのではなく、花を咲かせるメカニズムである最低気温と日射量・・・どんなに気温があっても、雨続きの時に剪定するとブラインドになって咲かない事もあるので、バラが咲く条件を理解して剪定するようにしていくといいと思います☆彡」
師匠:「肥料は鉢植えの場合、月1回等の緩効性肥料をあげていますが、アイスバーグのような秋の二番花を楽しみたい場合以外は、置き肥は10月の初旬にあげればそれ以降はあげなくてもいいです☆彡(ただし、暖冬の場合は11月まであげた方がいい)肥料はバラの生育期間に効かせてあげればいいんですね♪11月頃にはバラも休眠に向けて活動しなくなってくるので、肥料を切っていきますww置き肥は控えていきますが、秋バラを美しく咲かせるには液肥をあげていってほしいです!今ある蕾をより美しく大きな花として咲かせるには液肥が効果的なんですね^^蕾が充実したものになるかどうかは、蕾が付き始めて咲くまでの過程にあるんですね☆彡肥料分は水と一緒に吸い上げられるので、もちろん水やりもきちんとします。液肥のあげ方にはコツがありまして・・・ハイブリッド・ティー系統のような整形花に液肥をあげるのは額割れ前までですね!剣弁高芯の花形は繊細な花びらの組み合わせなので、肥料をあげすぎると花形が乱れたり、花芯が2つになってしまったりします(*^_^*)ロゼット咲きやカップ咲きの花の場合は、花弁が多くて暴れてる方が面白かったりするので、蕾が見えてから開花中でも液肥をあげ続けた方が綺麗だったりします(^^♪たとえば「ラテ・アート」は一昔前だったら、芯がひとつじゃない変なバラと言われましたが、今は変わり咲きが好まれているので、最後まで液肥をあげ続けた方が個性的な花になりますwただ、あげすぎると株が体調を崩してしまうので注意して下さいね^^;「セシル・ドゥ・ヴォーランジェ」も液肥をあげていくと、グリーンアイになりやすいです♪逆に「わかな」は液肥をあげるとボーリングして花が開けなくなってしまうので、置き肥だけで充分です☆彡」
師匠:「液肥はメーカーによってちっ素、リン酸、カリの配合が違っていたりします。他にも、カルシウムやマグネシウムも含めて「5大栄養素」と呼んだりしていますが、ちっ素とカリは、木を大きく育てる方に作用します☆彡葉が大きめになり、節間が長めになって、少し間延びしたような木になります。リン酸とカルシウムは木を堅く育てる方に作用します☆彡葉が小さくなり、節間も短くなって、締まった木になっていきます。ちっ素やカリが多いと花は大きくなるけど、花形が悪くなるし、花色もボケます!気持ちリン酸が多い肥料を使うと、花色が濃くなって、花もシャープになりますv^ ^vカルシウムも大事ですが、多すぎると締まりすぎてゴツゴツした花になります^^;ちなみに肥料を販売する時はちっ素、リン酸、カリは表示しなくてはいけないのですが、カルシウムは表示しなくてもいいんですよ(笑)ハイポネックスの「微粉」はちっ素が少なく、リン酸とカリとカルシウムが多いので、木を堅く締める性質があると思います☆彡冬を迎えるにあたり、木を締めていく事は大切なので、資材を活用していくといいですねww」
師匠:「ヨトウムシなどにはアファームがおすすめですが高価なのと、そんなにヨトウムシが大発生する事はないです。そんな時はカダンプラスDXにはアフアームも含まれているので、普通に薬剤散布して退治できない場合にこれをスプレーするとラクにお手入れできます♪」
ということで!
10月のバラ塾についてレポートしてみました♪♪♪
ただ夏剪定して秋バラを楽しむのもよいですが、
そこでちょっとだけひと手間加えることで、より美しいバラの花を楽しめるコツを中心にまとめましたので、
ぜひ素敵な秋のバラ・シーズンを迎えられたらな~と思います☆彡
ではでは!!!
今日はこれくらいで。。。
少し遅れましたが、バラの家楽天店開店10周年おめでとうございます♪♪♪
また次回、お逢いしましょう~\(*^o^*)/