おはようございます♪♪♪
気がつけば6月ももう終わりですね~
1年も半分が過ぎようとしてるなんて、なんとも早いものです^^
バラの開花シーズンは過ぎてしまいましたが、
バラを育てるロザリアンにとってはここからが腕の見せ所!
冬に購入した大苗や春の新苗を立派な株に育てていくのが今の時期です♪♪♪
これからの時期をどう育てていくかで、秋にどれだけバラを楽しめるか、
あるいは、来年に向けてバラが成長していくか・・・
それは、バラを育てる皆さましだい^^
今回はそんな春の開花後から梅雨のお手入れについて、
バラの家 バラ塾で講義がありましたので、レポートしたいと思います☆彡
:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。☆。.:*:・'゜。.:*:・'゜'・゜'・:*:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。☆。.:*:・'゜。.:*:・'゜'・゜'・:*:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。
6月「バラの家 バラ塾」 ~2番花を綺麗に咲かせる&梅雨を乗り切るポイント~
:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。☆。.:*:・'゜。.:*:・'゜'・゜'・:*:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。☆。.:*:・'゜。.:*:・'゜'・゜'・:*:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。
師匠:「バラにとって梅雨と言えば、黒点病になりやすい時期ですね~黒点病は葉に雨(水)が5~6時間つき続けると発生する病気です(*^_^*)なので、水やりや葉水する程度ではすぐ乾くので黒点病になったりしないです♪長雨が続くと発生しやすいので、天気予報を見て、雨が降る前と降った後に薬剤散布するのが効果的です☆彡薬剤散布は散布回数が一緒でも、散布するタイミングで効き方が違ってきます^^黒点病は、1度斑点が出てしまった所は薬剤散布しても元には戻りません!なので、黒点病はなるべく予防で発生させないことがコツになります♪バラが1番成長するのも梅雨の時期なんですよ!ベーサルシュートがあがるのも今の時期です。他の時期に出すのは難しいです^^;なので梅雨はバラ栽培の1番難しい時期でもあり、1番成長しやすい時期でもあります☆なので、この時期のお手入れ次第で、秋や来年の花つきを左右するので、特に気を付けて育ててもらえたらと思います(*^-^*)」
師匠:「1番花の開花後剪定は、よく「5枚葉の上で切って下さい」なんて言いますが、それは昭和の頃に流行ったハイブリッド・ティーやフロリバンダの栽培方法の名残です。今はイングリッシュ・ローズやデルバールのような7枚葉のバラが増えています♪5(7)枚葉にはよい芽があるので、その上で剪定すると元気な芽が伸びてきます^^だいたい芽が出たところと花の中間によい芽があるので、その位置で切ればOK☆彡切り方は葉の5mm~1cm上を水平に切って下さい!バラが養分や水分をあげられるのは葉の所までなんです。葉裏の気孔から水を蒸散させる事で養分や水分をポンプアップできるんですねwwなので、高い位置で切るとその位置まで水も栄養も届かないので枯れこんでくるんです!さらに雨続きだったりすると枯れこみ口から病気が入って枝が枯れこんだりします☆」
師匠:「切る位置で、次に伸びる枝の向きが変わります!剪定したすぐ下の葉の方向に芽が出るので、樹形をコントロールできますv^^v外芽のある場所で剪定すれば、ボリュームのある株に仕立てられますし、コンパクトにしたい場合は内芽で剪定するといいでしょう♪」
師匠:「追肥は置き肥をおすすめしてます♪3月~11月は生育期ですが、12月~2月は休眠してるので追肥しても効果ないです^^;元肥はこれから根が張っていく場所に施肥するんですね☆追肥の置き肥は1~2ヶ月に1回あげるんですけど、化成肥料のバラの家IB肥料は、1ヶ月くらい効くので1月毎に追肥していきます^^プレミアローズオーガニック肥料のような有機肥料は、2ヶ月くらい効いていきます♪肥料の効き的には化成肥料より劣りますが、じっくりゆっくり株を育てられるのと、悪天候や風雨による影響を受けづらいので、枝が堅く締まった株になりますv^ ^vバラの家液肥のような液肥は、2~3日だけガツンと効かせる肥料なんですよww短期的な効き方なので、液肥だけで育てるには週2回くらいはあげないとダメです(汗)定期的に置き肥をしながら、液肥や活力剤を効果的に効かせるタイミングがあるんですよ♪特に、満開になった時に液肥をあげると、数日後には剪定の時期なので、次の新芽を出させる時に液肥が効いている状態になります☆彡活力剤ではリキダスが微量要素以外にバラの生育に必要なカルシウムが含まれていて、リン酸を含む肥料とは一緒にあげられないのでおすすめです♪」
師匠:「バラの生育を1年で見た場合、新苗の春は幼稚園くらいなんですね^^梅雨には少年になって、夏には青年、秋には中年、冬には老年みたいな感じです。バラは少年から青年になる梅雨に一番成長します☆彡梅雨のの時期にシュートを出させて秋にはシュートを太らせていくんです!枝を切った時、中心に髄があって、木質部が太っているものがいい枝になります♪よいシュートは葉を落とさずに、水や肥料をしっかり与え光合成させるとできます。逆に秋以降に出たシュートは充実できないので、冬に枯れこみやすくなります^^;」
師匠:「バラの蕾は新芽が出て3cmくらいには形成され始めるんです♪蕾をつけるとそちらに養分を取られてバラの生育が遅れてしまうので、早めにソフトピンチしてあげます^^ソフトピンチを繰り返すと、養分が余ってよく芽吹くしベーサルシュートもでやすくなります。ハサミでないと摘めない状態はちょっと遅かったと思って下さい。株を充実させるためには、手で軽く摘めるくらいのタイミングがちょうどいいですね☆彡」
師匠:「木立のバラで太いベーサルシュートが出てきた時は、早めにピンチします♪ピンチの位置は、他の枝の冬剪定した場所から5cmほど下くらいがいいですねwwそうすると、新しく2~3本に分枝してバランスよく伸びてきます^^新たに伸びてきたシュートは他の枝と同じくらいの太さになります☆後は、花が咲いたら同じ高さで開花後剪定するといいです。逆にピンチしないでおくと、シュートが高く伸びすぎて、株姿が悪くなります(*^_^*)それとベーサルシュートが元気すぎると他の枝が老化しやすくなります^^A」
師匠:「つるバラの場合は、長く伸ばす枝と中間で咲かせる枝と株元を咲かせる枝に分けるといいんですね♪特に地植えのつるバラは木立性よりも樹勢が強いですから、枝が老化しにくいです^^」成長していくとベーサルシュートが出にくくなって株元が寂しくなりがちなので、つるバラは購入後、2~3年の間に樹形をつくるようにするといいですよ☆彡」
師匠:「病害虫の被害を除いて、バラが元気がない場合は水や肥料の過不足です!バラの新芽の状態は、根の成長点の今の状態なんですね☆つまり、根の成長具合は新芽を観ればわかるんです^^肥料が少ないとまず新芽の葉色の艶がなくなってが薄くなるんですね(*^_^*)もっと足らなくなると、古い葉も薄くなります^^Aなので、新芽の色が薄いなと思ったら追肥してあげるといいです☆彡水が少ない時は新芽がヘタリ、それを繰り返すと下葉が黄変や斑点が出で落葉します。さらに水分が減ると茎が黄ばんだり茶ばんだりします>_<品種にもよりますが肥料過多になると葉が濃くなります。さらに多いと葉が巨大化します^^;また、葉の厚さが薄くなって葉が柔らかくなるので、病害虫に狙われやすくなります>_<そして、それ以上に肥料が多いと突然バラが黒くなって枯れますっ!水が多くても葉が大きくなって病害虫の被害にあったり、 根腐れを起こします(汗)根腐れを起こすとバラが茶色くなって枯れますね・・・唯一枯れないのは、肥料が少なくてもバラは枯れません☆彡葉色が悪くなったり生育が遅くなったりしますが、あげすぎより控えめのほうが安心です♪」
師匠:「うどんこ病は温度が30℃を超えると発生しなくなります♪なので、今のうちにしっかり治療しておけば、秋はだいぶラクになりますv^ ^vこれからの時期は黒点病やスリップス、ヨトウムシ等の大型の害虫に注意ですね!薬剤だけだと散布した時に逃げられて、また戻ってきてしまうで、黒砂糖を500倍に希釈して散布すると甘さで吸って退治できるのでおすすめです☆スリップスは新芽や花にいるので、バラの表面に散布するだけでOKです^^」
師匠:「黒点病は葉の表裏全体に散布します♪散布時は葉裏7割、葉表3割でやると、ムラなく薬液がついてくれます☆彡
師匠:「ヨトウムシなどはアファームがおすすめです♪スミチオンやオルトランではなかなか退治できませんっ^^Aあとは農協などにフェニックスという1ヶ月は発生しない殺虫剤があります☆彡これらの薬剤は高価なので、アファームの成分が含まれるカダンDXというスプレータイプがお手軽ですねv^ ^vゼンターリは持続力はありませんが、有機栽培として使える薬剤になりますww」
ということで!
6月のバラの家バラ塾のレポートをお届けしました~♪♪♪
今回は6月の内容なのに、もう月末になってしまいました(*^_^*)
7月は初旬に参加予定なので、なんとかタイムリーにUPできると思います^^
ではでは!!!
今日はこれくらいで。。。
ロサ・オリエンティスの新しいポロシャツ、ゲットしちゃいました(笑)
また次回、お逢いしましょう~\(*^o^*)/