おはようございます♪♪♪
いや~~~~~
今年の5月はとにかく暑かった!!!
暑すぎて、バラも狂い咲きが多かったり、
花もちが悪くて、朝に額割れしたと思ったら、夕方には満開。
翌朝には散りはじめ・・・なんて事も^^;
そして、なんといってもハダニ!!!
うどんこ病もそこそこですが、ハダニはさらにヒドイです>_<
例年より1ヶ月くらいは早く発生したんじゃないですかね~
とにかく暑くて、しかも降水量が少なかったので、
気づいた時にハダニ対策はしたんですけど、それでも足りなかった(涙)
これから日本も含めて世界の気候が様変わりしていくのかもしれませんね。
そんな中で、バラも育て方や病害虫対策も、今までとはやり方やタイミングが変わっていくように思います。
さて!
今までのバラの家バラ塾の基礎レポートでは満足できなくなったてきた方向けに、
4月からはじまったこのコーナー(^^♪
それでも、なるべくわかりやすく書いてるつもりですが、
以前だったら書かなかったり、触る程度だった部分をより掘り下げてお届けしてます☆彡
なので、全体の内容範囲は狭まりましたが、
その分、ひとつの事柄についてはより深く書いています^^
基本となる定期的なお手入れをトータルで知りたい方は、まず過去のレポートをww
そして、「もっとバラを知りたい!」という、すっかりバラ好きになった方は、今年度からのレポートを(^^♪
そんな感じで、バラの家バラ塾のレポートを読んで頂けたら嬉しいです♪♪♪
:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。☆。.:*:・'゜。.:*:・'゜'・゜'・:*:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。☆。.:*:・'゜。.:*:・'゜'・゜'・:*:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。
6月「もっと♪バラの家 バラ塾」 ~バラの開花後のお手入れについて~
:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。☆。.:*:・'゜。.:*:・'゜'・゜'・:*:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。☆。.:*:・'゜。.:*:・'゜'・゜'・:*:*:・'゜★゜'・:*:.。゜'・:*:.。
・開花後剪定について...師匠:「花が終わったら開花後剪定するんですが、剪定しても、思った通りに芽が出ない事もあるんですね(*^_^*)植物も生き物ですから、人間の思った通りにはいきません。たとえば、外芽のある位置で切って、そこの芽は動かず下の内芽が伸びたりします^^;その場合は、伸びてきた内芽を根元から取ってしまいます☆彡そうすると、頂芽優勢でその上にある外芽が伸びてくれることもありますv^ ^v」
・開花後剪定の応用について...師匠:「株が充分に成長して、これ以上樹高が高くなってほしくない時ってありますよね^^でも株元はシュートがほしいという場合は、上から出てくる新芽をどんどん摘んでいくんです♪すると芽が出せずに成長点が下がっていくので、株元からシュートがあがりやすくなります!ただし、根が健全に育っていないとダメですからね~」
・生育が弱い品種の開花後剪定について...師匠:「生育が弱い品種などは蒸れに弱いところがあって、葉が内側に反り返ったりします。その場合、普通に開花後剪定葉してしまうと、葉がなくなってしまう事があるので浅めに剪定します☆彡あと花色が茶色などの樹勢が弱い品種も同様に浅く剪定してあげます^^」
・開花してしまったベーサルシュートの剪定について...師匠:「気が付いたら、ベサールシュートが伸びて花が咲いていた...なんて事ありますよね^^;やり方は2つあって、
葉が少なかったり病害虫で株が元気でない時は、分枝した枝をそれぞれ剪定する方法♪
株が元気な時は分枝している部分をバッサリ剪定する方法があります☆彡」
・葉がないベーサルシュートの処理について...師匠:「葉が付かないでシュートだけが伸びて蕾を付ける場合があります。(新芽の場合もありますね^^;)これはホルモンのちょっとした異常によるもので、元から取ってもいいですし、普通にピンチしてあげると普通のシュートが上がってきます☆彡」
・アーチやオベリスクなどに誘引したつるバラの開花後剪定について...師匠:「どう育てたいか、どう咲かせたいかで剪定の方法は変わってきます♪浅めの剪定で葉を落とさなければ、その枝は堅い木になっていきます。つるバラが一番魅力的なのは、春にオベリスクの全面に開花した時ですよね^^四季咲き性なのでその後も枝が伸びて花が咲きますが、アーチやオベリスクを超えてどんどん大きくなっていくので、一番の見せ場ではないですよね^^;それに、このバラが一季咲きならただ大きくなるだけですし、バラは頂芽優勢なので上の方ばかり新芽が出て、株元は古枝になって花枝が出なくなります。特に前年の夏までに出た新芽に、来年よい花を咲かせるので、このままにしておくとオベリスクの上の方にしか花が咲かなくなってきます(*^_^*)なので、一番の見頃である春にオベリスクなどに誘引したバラを楽しむ方法としては、今の時期にバッサリ切ってしまうことが大事なんです☆彡これは、モッコウバラも同じ剪定方法ですね!今の時期にバッサリ切っても、その後に伸びてきた枝に来年よい花を咲かせてくれます♪(もちろん、根が健全であることが大前提です)逆に夏以降に切った枝は、いくら伸びても来年は咲かない性格です。
できたら、開花後~梅雨明け前(6月前半)に剪定するようにしましょう☆彡どんどん夏くなる時期に剪定すると枯れこみやすくなります!とくに大輪系のつるバラは誘引したままだと本来の樹形と違うので樹勢が落ちやすいです(汗)なので、剪定後は誘引を解いてまっすぐにしてあげると元気に育ってくれますv^ ^それと、深く切る事でシュートもあがりやすくなるので、冬にいい枝を誘引しやすくなります♪また原種系のバラは剪定と同時に、株元の混み合った主枝を間引く作業も必要です」
・開花後の追肥について...師匠:肥料には春化成肥料と有機肥料がありますね。化成肥料は速効性がありますので、剪定したらすぐに追肥して下さい(^^♪愛好家の方は好きなバラにはついあげすぎる傾向にあるので、バラの家の肥料は通常よりも控えめの量で記載してあります。有機肥料は効きがゆっくりなので、剪定する7~10日前に追肥して下さい。そうすると、剪定した頃に肥料が効いてきますww芽を出させたい時は化成肥料、そうでない時は有機肥料と使い分けるのもよいです☆彡」
・折り曲げ剪定について...師匠:いろんなシュートの出し方を言いましたが、折り曲げ剪定という方法もあります♪枝を折り曲げる事でバラの頂芽優勢を意図的に崩して、株元からシュートを出させます^^もちろん、根が健全であることが大前提ですが、たとえば6号鉢を10号鉢に鉢増しして2~3週間くらい経ってたから枝を寝かせると、シュートが次々と上がってきますv^ ^vただし、新しい根をしっかり張らせることと葉が元気であることがポイントです☆彡折り曲げ方は、ただ倒すのではなく、枝をねじりながら倒すと折り曲げやすいです」
ということで!!!
6月の「もっと♪バラの家バラ塾」のレポートをお届けしました(*^-^*)
以前のレポートと比べると内容の長さは短くなりますが、
その分、内容が濃くなって、今まで書いてこなかったものも書けたかな~と思います♪
これからもバラ塾のレポートは、ワンポイントを今までよりも掘り下げて書いていけたらと思います☆彡
今以上に忙しくなってなかなかバラの家にお勉強に行ける機会も減ってきてますが
もしレポートがUPされた時は読んで頂けたら嬉しいです(*^-^*)
ではでは!
今日はこれくらいで・・・
今年の夏はキケンだな~>_<
また次回、お逢いしましょう~\(*^o^*)/