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薬剤「ダニ太郎」「マイトコーネ」 ~ハダニの卵・幼虫・成虫に効く選択性薬剤~

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おはようございます♪♪♪
 
 
梅雨に入って、関東はすっきりしない天気が続いています^^;


今年は5月が異様に暑くて晴天続きで、ハダニが例年よりも早く発生しやすい状態でしたが、

梅雨に入るとハダニの活動が幾分鈍るので、

特に春にハダニの被害を受けた方は、梅雨の合間の晴れの日を狙って、

この時期に退治しておくといいですね☆彡
(でも長雨が続きますから黒点病にも要注意ですね^^;)


そして、梅雨が過ぎれば季節は夏!!!

ハダニにとって、もっとも活動を盛んにする時期です>_<


つい黒点病にばかり意識が向きがちですが、

特にバラを鉢で育てている方は厳重注意になります(汗)


しかも、黒点病の薬剤は予防剤や治療剤を含めてたくさんあるのに、

ハダニは通常の殺虫剤ではまず退治できず、

専用の「殺ダニ剤」を使わなくてはなりません!


さらに大変なのは、殺ダニ剤は種類が少ないうえに、

年間で使用できる回数が極端に少ない事っ!!!

ハダニは1度散布された薬剤にはすぐに抵抗力をつけてしまうので、


「1度使った殺ダニ剤は2度効かない」


ってくらい、ハダニ退治は厳しいです>_<


なので、

「1匹でも見かけたら殺ダニ剤をすべてのバラに集中散布」

が、薬剤でハダニの被害を最小限に防ぐ方法ww


ということで!

今回も、これからの時期はとくに厳重注意なハダニ専用の薬剤について書いていきたいと思います☆彡

 
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薬剤「ダニ太郎」「マイトコーネ」 ~ハダニの卵・幼虫・成虫に効く選択性薬剤~

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イメージ 2
「ダニ太郎フロアブル20ml」。園芸用の殺ダニ剤の中でハダニによく効く薬剤がコレ☆彡
ハダニの卵、幼虫、成虫・・・全ステージに効果がありますv^ ^v
薬液が作りやすいフロアブルタイプ♪♪♪
ホームセンターの園芸売り場や農業資材館などで扱っています(*^-^*)


 
今回は「ダニ太郎」のご紹介です♪♪♪


この薬剤は、ハダニ退治専用の「殺ダニ剤」です^^

殺虫剤の中でもハダニに適用のある薬剤があったりしますが、

私的には殺ダニ剤ほど効果は期待できないな~と思います(*^_^*)


それと、

前回の「コロマイトの」記事でも書きましたが、

ハダニには「卵」、「幼虫、「成虫」の3つのステージがあって、

今までブログご紹介した殺ダニ剤の「粘着くん」や、

ハダニにも効果のある「ハッパ乳剤」「オレート液剤」ハダニの卵は退治できないと書きましたが、

天然成分由来の薬剤のため、薬剤の効果が長持ちしないという弱点があったりします(汗)


ハダニは繁殖力がとても高いので、残った卵が還ればまたハダニの被害が始まりますし、

しっかり散布しても、その後に雨などで葉に付いた薬剤が流れてしまったら、

薬剤がもったいないですし、なかなかハダニを退治できないですよね^^;


ハダニの被害を止めるには、幼虫や成虫を退治するだけでなく、

次世代の卵も退治する事が重要なポイントになります☆彡


そして、繁殖力の強いハダニをすばやく退治しきることが大切になります!!!


今回ご紹介する「ダニ太郎」は、

ハダニの「卵」、「幼虫、「成虫」・・・全ステージに効果がある貴重な薬剤です(^^♪





「ダニ太郎」は、既存の殺ダニ剤で抵抗性がついてしまったハダニにも効きやすい

ビフェナゼートとを主成分とした殺ダニ剤で、

退治したいハダニ類以外の昆虫や益虫には極めて悪影響がないことから、

選択性薬剤として重宝されています☆彡


効き方は「食毒」「接触毒」で、ハダニの全ステージ(卵、幼虫、成虫)に効果がありますが、

特に幼虫と成虫に対する効果は高いとされています。


ダニ太郎には浸透移行性はありませんが、速効性があり、さらに残効性も高いのが最大のポイント☆彡


年間の使用回数は1回!!!

「少ないっ!」と思われますが、それくらいハダニは薬剤への抵抗性がつきやすいんです>_<

なので、効かせたい時にしっかり散布するようにしましょう☆彡


希釈倍率は1000倍(1リットルの水に1ml)です♪♪♪



粉末状の水和剤を水に溶かしやすくしたフロアブルタイプなので、

展着剤を加えるとより効果的ですv^ ^v


今回ご紹介したダニ太郎は園芸用で、

一般のご家庭なら、これひとつで充分な量なのですが、

年1回の使用とはいえ、1回の散布に100リットル以上使う方や、

たくさんバラを育てている方で毎年ハダニの被害を受ける方は、

この容量だとコスパがあわないという場合も・・・


そんな方にはこちらがおすすめ♪♪♪

 


イメージ 1
「マイトコーネフロアブル500ml」。ダニ太郎は園芸用の商品名ですが、
こちらは業務用の商品名で、成分は同じものになります(*^-^*)
使い方もダニ太郎と同じですので、使い勝手がよいですww
大きなガーデンでバラなどをたくさん育てている方にはおすすめですよ☆彡
農協やホームセンターの農業資材売り場で扱っています♪

 

ちなみに前回も載せましたが、

特に被害がはじまっている時の私のおすすめ散布方法をご紹介しちゃいます^^


まず、晴れた日の朝のうちに葉裏を勢いよく散水
(蛇口に着けたホースの先を指でつまんだくらいの水圧でww)

こうする事で、水に弱いハダニは葉から脱落したり活動が弱まります。


次に葉から水滴がなくなったらすぐ(午前中)に、

ダニ太郎(またはマイトコーネにアビオンEを加えて葉裏に集中散布♪♪
(ふんわり霧状ではなく、噴き流すくらいの勢いでw)

さらに、ハダニは周囲の草花や雑草にもいるので、そちらもぬかりなく散布♪♪♪
(雑草は日ごろから除草しておくと効果ww)


散布してから5日後くらいに、被害が止まっているか、葉裏を入念にチェックしましょう!
(ハダニは1回ではすべて退治し切れないくらい手ごわいです>_<)

まだハダニがいるようなら、他の殺ダニ剤を同じ方法で散布していきます☆彡





ハダニは単体ではとても微小でたいした事もなさそうですが、

いったん発生するとあっという間に増えて、バラを丸坊主にするくらいの被害を及ぼすので、
(バラのサイレント・キラー的存在...)

日頃からチェックを心掛けて、見つけ次第しっかり対応したいところですね☆彡
(なによりも私自身に言いかけてます^^;)



ではでは!!!
 
今日はこれくらいで。。。

我が家のハダニ被害はひとまず落ち着いたようですv^ ^v

また次回、お逢いしましょう~\(*^o^*)/

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