訪問者数が900000万人を突破させて頂きましたっ!!!
おはようございます♪♪♪
いや~~~~~
なんだかね、もう自分のブログじゃないような気がしてきましたよ^^A
だって私みたいな一般人の・・・しかも年中バラのことばかりの「季節感を完全に無視した!」このブログが、
どうやったらこんな事になるのか、まったくわからないですもの(汗)
以前どなたかに、
「こんなにたくさんの訪問があるのは、たくさんのブロ友さんの所にコメント残したりしてるんですか?」
って質問された事がありましたが、それこそ心苦しい話で、
ブログの規模が大きくなればなるほど、ブロ友さんの所に遊びに行く時間がなくなってしまってます・・・
そんな状態なのに、こうしてブログを見にきて頂けるは、本当に嬉しいです(*^-^*)
とくにこれからは「バラのシーズン」ということで、毎日1000人以上の方がご訪問されます^^
(時折、「カウンターが壊れてるんじゃないか?」って思っちゃいます)
バラを育ててる方も、バラを観るのが好きな方も楽しんでもらえる記事をお届けしたいなーと思ってますので、
どうぞこれからもお付き合い下さいませ☆彡
さてさて!
今回はこのブログの定番コーナー「バラの家 バラ塾」での講義の模様をリポートしちゃいますね☆彡
4月「バラの家 バラ塾」 ~春の一番花の開花前、開花後のお手入れ~
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師匠:「バラの成長は品種によって差がありますが、この時期で芽吹いて場合は、今の樹高の半分まで切り戻すと、枯れてない場合は芽吹き返したりします☆彡この時期で大切なのは、新芽や葉を大切にする事ですね♪極論を言えば、根や葉が元気なら、肥料が少なかったり薬剤散布しなくても育ちます!でも弱いバラは黒点病で葉を落としたりしてしまいますので薬剤散布が必要です^^;」
師匠:「『ブラインド』とは新芽が伸びて葉が展開してきたけど蕾が付かない事をいいます☆よく間違われるんですが、『出開き』は、新芽の枝が伸びず葉だけが扇状に展開して成長しない事です^^Aブラインドになった枝はそのままでは花が咲きません>_<ブラインドの見極め方は、成長点(植物が細胞して成長し続ける場所)をチェックします!新芽の先端が、葉が折り重なるようになっている状態(画面右の図)ならOK♪新芽の先端に葉が展開してるけど次の新しい葉がない状態(画面左の図)がブラインド。ブラインドの枝を咲かせる方法は2つあって、ひとつは、放っておくとしばらくしてから新芽が出てくるパターン。成長が止まっている分、養分が蓄えられて、花芽が多く出る事もあります^^もうひとつは、ちょうどよい高さまで切り戻すと、そこから新芽が伸びて花を咲かせます♪切り戻しても意外と早く咲きますので、気づいたら早めに作業しておくといいですね^^ちなみに、一季咲きのバラの場合は切り戻すと咲かなくなるのでする必要ないです☆」
師匠:「特にブラインドになりやすいのは『大輪のバラ』ですね!ブラインドになりやすい品種は、新芽が伸びてきたら早めに摘んであげるといいです☆彡早めに作業すれば2週間遅れくらいで咲きますv^^vどうして2週間しか違わないかというと、寒い冬から一気に気温があがって、バラが急成長するのがこの時期なんですよ^^バラの成長が加速していく時期の切り戻しなので、そんなに開花時期が変わらないんです♪」
師匠:「冬に購入した大苗をそのまま咲かせるのは体力的につらい事なんですね^^;なので、大苗はこの時期にワン・ピンチしてほしいんですwwこれだけでいったん成長点が止まって、次の成長点が伸びるまでに根を張れるんです☆彡そうするとがっちりと締まったいい株になりますv^^v四季咲き性のバラは株が未熟でも花を咲かせる性質があるので、まだバラが大人になりきれてないのに次々咲かせると株が疲れてしまいます(*^_^*)バラの家では、年間を考えて肥料設計しているので、春の花つきをわざと悪くしてます☆ホームセンターは加温して多めに肥料をあげた花つき重視の苗を販売してます。そうすると春は花がよく咲きますが、開花後に体力が尽きて弱ってしまいます^^Aそこへ梅雨の黒点病や夏の暑さがきて、株がダメになってしまうんですね>_<なのでバラの家では、根張りをよくしてぺーサルシュートを出しやすい環境にしてます^^さらに皆さまの所でワン・ピンチして頂くと2週間開花を我慢するだけでいい株になります♪多肥や加温で見た目だけ立派な苗より、じっくり育てた苗の方が右肩上がりに成長します!」
村上さん:「この時期になるとアブラムシが特に日当たりのいい場所に出やすくなります。アブラムシに効く殺虫剤はいくつかあるんですが、アブラムシなどの害虫は寒い時期は活動しませんが、樹皮の中に潜んでいるので、予防のためにも散布するといいです。チュウレンジハバチは成長すると先ほどお話しした薬剤では効きづらいので、薬剤には病気に効く『殺菌剤』、害虫に効く『殺虫剤』、ハダニ用の『殺ダニ剤』があります。うどんこ病や黒点病対策の『殺菌剤』には『予防剤』と治療剤があって、予防剤は、病気が葉に侵入しないように葉を薬でコーティングする薬剤になります。それぞれ違う系統の薬剤なので、ローテーションにも使えます。ダコニールは気温が25℃以上になると薬害が出るので注意が必要です。ただ、春先に罹りやすいべと病には効果的なので、この時期は使ってほしいです。治療剤は、葉の中に入ろうとしてたり、入った病菌を退治するものになります。治療剤でおすすめなのが、トリフミンとサルバトーレ、ベンレートです。このうち、トリフミンとサルバトーレは同じタイプの薬剤になるので、この2つだけでローテーションすると耐性菌ができて薬が効きにくくなります。またベンレートは予防の効果もある薬剤になります。予防剤でも治療効果があったり、治療剤でも予防効果があったりします。ただ得意不得意があるので、予防剤と治療剤をうまく使い分けてもらえたら思います。殺ダニ剤ではコロマイトとダニ太郎がおすすめになります。ハダニは薬剤に対して耐性をもちやすいので、ローテーションで散布したほうがいいです。今の時期に散布しておくと夏の被害を抑えることができます。薬剤を葉にしっかり付着させるためにあるのが『展着剤』です。アビオンEはパラフィン系の展着剤で、ロウみたいな成分が含まれています。薬剤と一緒に散布すると効果が長持ちします。薬液を作る順番は『展着剤』→『液剤』や『フロアブル』→『水和剤』という感じで、水に溶けやすい順に作るのが効果的です」
師匠:「バラの一番花の前に出やすいのがうどんこ病、アブラムシ、ハバチですね。黒点病は一番花の開花後に出てきます!ただ黒点病とうどんこ病に効く薬剤はほぼ一緒なので、今から予うどんこ病対策をしていれば、同時に黒点病対策にもなります^^花弁を舐めるスリップスは、薬剤を散布すると飛んで逃げてまた戻ってきます^^Aですがスリップスは甘い物が好きなので、黒砂糖を薬剤と一緒に表面散布すると、蜜の甘さに引き付けられて薬剤を舐めるので退治しやすいです」
師匠:「バラの追肥は3月~11月ですが、肥料の種類であげ方が違います!肥料は『化成肥料』と『有機肥料』に大別できますが、あげる間隔や量が異なります。僕的には月1回の肥料を月はじめに追肥するとあげ忘れがなくておすすめです♪「プレミアローズセレクション オーガニック肥料」は有機肥料の中でも効果が高いので、四季咲きのバラ以外なら2ヶ月に1回でもいいです☆彡ちなみにバラの家実店舗の苗は、2ヶ月に1回この肥料で追肥してます^^(楽天店では、コバエ等の問題があるのでIB肥料で追肥ww)本などでは「バラが蕾をつけたり咲いたら肥料はあげない」なんて書いてありますが、あげてもまったく問題ないです♪定期的に追肥するのに、どのタイミングで蕾をつけるかはバラバラですし、同じ株でも、枝によって蕾のつくタイミングが違ってくるので、蕾に合わせてたら、他の枝の養分が足らなくなってしまいます(*^_^*)この話は、ハイブリッド・ティー全盛期の頃にいかに綺麗に咲かせるかの方法なので、コンテストに出すとかという目的でない限りは、どのタイミングであげても大丈夫です☆彡」
師匠:「有機栽培の方が人気がありますが、芽だしは化成肥料のほうがよく効きますv^^v有機肥料は追肥後の効きはじめはゆっくりですがじわじわと効くんですねwwなので、冬剪定や夏剪定後の芽出しは液肥や化成肥料でガツンと効かせて、それ以外の時期は有機肥料にするのもいいですね^^おすすめは『奇数月が化成肥料、偶数月は有機肥料』です☆理由は『3月は春の芽だし、9月は夏剪定後の芽だし』の時期と重なるからです!化成肥料だけだと土が堅くなりがちになったり微生物が存在しづらくなったりなるので、有機肥料はおすすめなんですけど、化成肥料のよさもあるのを覚えて下さい☆彡樹勢の強いバラは有機肥料、弱い品種は化成肥料のほうがおすすめです^^」
師匠:「バラの開花期と雨風が当たる時がありますよね^^Aそういう場合は、切り花にしてお部屋で楽しむといいですね~♪♪♪蕾の額が下がって入れば、切り花にできるタイミングですv^^v切り花にする時は家の涼しい日陰でバケツに水を入れ、深水に5時間つけて下さいww花枝を水につける時は、水に浸かる部分の葉は水が腐るので取って下さい。水揚げをしないでいきなり花びんに入れると花もち悪いです^^;それ以降は「水切り」といって、枝の切り口を水中で斜めに切り戻すといいですね☆慣れた人は、ハサミよりもカッターナイフのほうがきれいな断面ができます^^水中で切らないと、空気の層ができてしまいます。後は2、3日毎に水の交換ですね♪」
師匠:「開花後剪定の切る位置は、芽が出た所から花の中間だと失敗は少ないです^^中間の枝には大きくて充実した葉なので、その位置で切るといい芽が出やすいです♪あとは株の中心に対して、内側の芽の位置で切れば、次の芽は内側に伸びますし、外側に向いた芽の位置で切れば外へと伸びていきますwwなので、剪定する枝の高さや葉の向きで株立ちをかえることができるんですよ☆彡だから内芽で切っていくとコンパクトな株になりますし、外芽できれば広がっていきます。一季咲きのバラは開花後、しばらくしてからバッサリ切ると樹形が作りやすいです♪」
師匠:「液肥でおすすめなのが、バラの液肥と海藻のエキス♪バラ液肥は1000倍に希釈するので、他のメーカーと比較してもとても割安です^^海藻のエキスも5000倍~10000倍なので、この2種類の液肥を使うと、特に二番花以降の生育がいいです(*^-^*)有機肥料もいいですけど、バテやすい夏などはこういった液肥も効果的ですww今回お話した薬剤散布や追肥をやって頂ければ、綺麗な二番花も楽しめると思います♪」
ということで、
4月のバラの家バラ塾のリポートをお届けしました♪♪♪
いや~~~~~、今回はとてもボリュームのある内容でした^^
それもそのハズで・・・
5月はてんちょ多忙のためバラ塾はお休みになります!
なので、今回は2ヶ月分のバラ塾リポートを書くハメに^^;
5月のバラ塾がないのはザンネンですが、
全国の各ローズ・イベントで、今年もてんちょが出没しますので、
「生のてんちょに会いたい!」という方は、ぜひ足を運んでみて下さいねー☆彡
余談ですがCRUCIFIXはというと、5月は遅れ気味な庭のお手入れをしたり、
家の中の掃除をしたり(じつは昨年大掃除ができなかった^^A)、
今年度は自治会の担当なのでそちらので右往左往してますが(笑)
ひょっとしたらどこかのバラ園やイベント会場にひょっこり現れるカモしれないので、
その時はお声かけ下さいね^^
ではでは!!!
今日はこれくらいで。。。
ただいま、昼夜逆転を極めた気分です^^;