左から、玉置一裕先生(NewRoses編集長)、木村卓功先生、牛迫正秀先生(住友化学園芸)
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10月「もっと♪ バラの家 バラ塾」 ~バラの大質問大会~
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おはようございます♪♪♪
なんとっ!
超~久しぶりに【バラの家 バラ塾】 を更新ですv(*^0^*)v
今回は、
「事前に質問状を送り、それをバラ塾でそれぞれの専門家たちが答える」
という今までにはなかったスタイル☆彡
最近はバラ塾に参加しても、
内容が過去に掲載した記事と類似してたらたUPしないでいましたが、
(バラ塾の記事作成だけは、半端ないエネルギーと時間がかかるんですよ^^;)
今回は普段なかなか聞けない話があってとても勉強になりましたので、
カンタンにですが質疑応答の中から、
このブログで取り上げてないお話を中心にレポートしますね(^^♪
Q.ロサ・オリエンティスのバラを海外や寒冷地で育てたら、どう育つのか?
A.フランスでの「シェエラザード」は日本よりもコンパクトになり、樹高は80cmくらい。
台木は「ロサ・ラクサ」を使っている。
耐寒性はテストしていないが、寒冷地での栽培情報は聴いている。
Q.最近の品種は生育が遅く感じるのだが?
A.近年の特にシュラブローズは、主枝が木になる性質が強くなっている。
それは耐病性が向上している品種が増えたためである。
木が堅くなるため生育が緩慢になる。大苗でもそうだが、購入してから1~3年は蕾をとって、
株の充実を促してあげるとよい。
Q.「シャンペトル」を鉢で上手に咲かせるには?
A.「シャンペトル」は綺麗な樹形になるが、春でもいっせいに咲くことはない。
鉢植えなら、最終的に10号以上だとバランスがよいが、できれば地植えがおすすめ。
Q.「ルシェルブルー」は「レイニーブルー」より黒星病に強いか?
「ルシェルブルー」はシュラブローズだが、枝を伸ばせばつるバラのようにできる。
「レイニーブルー」は秋の花数が減るが、耐寒性が強い。
Q.鉢植えのコガネムシの幼虫を退治するには?
A.夏に成虫が産卵してくるので、「オルトランDX」を10月頃に撒くとよい。
一鉢に4~5振りで大丈夫。
Q.休眠期に「石灰硫黄合剤」に代わる薬剤はないか?
A.芽出しの時期に「ベンレート水和剤」を枝に散布するとよい。
黒星病の菌は地面では1ヶ月で死ぬが、
落ち葉で越冬してしまうので、綺麗に掃除しておくことも大切。
Q.返り咲き性のバラを秋にも咲かせるには?
A.関東以南では8月10日頃に夏剪定をする。肥料は少なめに。
バラは株が弱ると花を咲かそうするので、来年大変だけどあえて弱らせてみる(笑)
Q.海外ナーセリーから観た「日本のバラ」の評価は?
A.「ロマンティック」、「花の造形がきめ細やか」、「花姿が変化していくのはバラじゃない」等々。
Q.これからどんなバラが誕生するのか?
A.新しい花型を生み出すのは難しい。耐病性はさらに上がっていく。
コンパクトで、四季咲きで、誰にでも育てられるようになっていくだろう。
ということで!
久しぶりのバラ塾をレポートしちゃいました☆彡
本当はもっと深くお話されていたんですが、
それをすべて詰め込むと、UPにどんどん時間がかかって私が燃え尽きちゃうんで(笑)
バシっと結論のみ書いてみました!
皆さまの日頃のバラづくりの参考にして頂けたら嬉しいですv(*^-^*)v
今日はこれくらいで。。。
じつは、この日のために展示されていたロサオリの花もこの記事に載せるつもりだったんですが、
ちょっと燃え尽きてしまいました<(_ _)>
次回にはたくさんのバラの花をお届けする予定です♪
また次回、お逢いしましょう~\(*^o^*)/